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2012/01/25

棋士たちの野球大会

将棋マガジン1990年1月号、頁下の3行コラム「若手棋士こぼれ話」より。

 (1989年)10月24日早朝、神宮外苑軟式野球場・コブシ(人工芝)球場で、キングス・ジュニア(若手棋士、奨励会員チーム)VSバッカス(日本将棋連盟職員チーム)の軟式野球・七回戦が行われた。

 当日、キングス・ジュニアは、中田(宏)監督が珍しく欠席、又、新人王戦・第2局が行われる日とあって、中川四段も残念ながら欠席となったのだが、それでも若手棋士・奨励会員らが、合計13人(!)同球場に集合した。

 同チームの打順(11番迄)は、

一番(サード):秋山三段

二番(センター)中座二段

三番(ライト)泉六段

四番(キャッチャー)達五段

五番(ショート)準棋士の小田切初段

六番(セカンド)飯塚二段

七番(レフト)郷田三段

八番(ファースト)長岡二段 

九番(ピッチャー)小河初段

そして指名打者に、植山五段と森内四段という豪華(?)な布陣。

更に、ベンチには、鈴木桂一郎・元奨励会二段、マネージャーの清水市代女流三段が控えた。

 一方、バッカスチームも、強力新人を二名加入させるなど戦力充実、白熱の好勝負が期待された。

 ところが、前の週に予定されていた試合が雨で流れ、スライド登板となった小河投手の調子が今イチ、試合は序盤から大荒れとなった。(以下次号)

将棋マガジン1990年2月号、頁下の3行コラム「若手棋士こぼれ話」より。

 2~4回にショート・小田切、セカンド・飯塚、サード・秋山、レフト・郷田とエラーが続出して、なんと7失点、4回表のバッカスの攻撃が終了した時点では、7-0(!)の大差がついた。

 ところが草野球、最後まで何が起こるか判らない。劣勢のキングス・ジュニアが4回裏から猛攻撃、長岡・中座・小河、更に結婚式前の植山五段にも快振のタイムリー・ヒットが飛び出すなど、大量13点(!)を奪った。

 6~7回には、エース・小河初段が立ち直ってバッカスをパーフェクトに押さえ込み、結局キングス・ジュニアチームの、大逆転勝ちとなった。

バッカス 0 3 2 2 1 0 0 =8

キングス  0 0 0 3 9 1 X =13

 尚、、この”将棋連盟”野球チーム対決は、翌11月の20日にも同じ神宮外苑軟式野球場で行われたが、この時は前回欠場した中川四段、中田(宏)五段と、初参加の佐藤(康)五段が、いずれもブレーキとなってしまい、8-5でバッカスチームが快勝した。

(以下略)

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頁下を有効に活用した3行コラム。文字が小さく、このような話題は1号完結ではない場合もあった。

当時は、このコラムを読んでも、「へー、そうなんだ」で終わっていた、あるいは読み飛ばしていたとしても、今読むと、いろいろと感慨深いものがある。

現代版でもこのような試合があったのなら、多くのファンが駆けつけるのではないかと思う。

コメント

その昔には、東京将棋記者会の軟式野球チームもありまして、ある日、記者会の後の懇親の席にて、それ野球チームを作ろう、やれユニフォームを作ろう、俺はピッチャー任せろ、俺はキャッチャーできるぞ、俺は背が高いからファーストやるぞ、俺はセンターで守備範囲が広いからライトやレフトは右翼と左翼線だけ守ってればいいぞ、ととどんどこ話が盛り上がり、ほんとに東京将棋記者会ドランカーズというチームが出来ちゃったのでありました。
うっかり打撃好調で3回くらいまでに6・7点も取ってしまうと、累乗を普段したことがない全力疾走しちゃったせいでチームの半分ほどのメンバーの体力が底をつき、4回以降は試合にならないということも、たまにありました。相手チームに、もう投了して飲み会に移ろうじゃないか、ともちかけたこともあったかと。
発注していたユニフォームがようやく出来上がってきたときに、面白かったというか呆れたのは、その次の試合に、ユニフォームを着てきたのは
たった一人だけだったことです。だって、白地に赤シマの柄って、ほんとに着るのが恥ずかしいくらいに派手でしたからねえ。試合前夜、翌日に裏切りを決行するほぞを固めながら、ユニフォームを着てこなかったことをみんなに責められるだろうなあ、やだなあ、と思っていた私めは、ホッとしたというより拍子抜けいたしました。

きたろうさんが中学入学の時に自ら坊主にしてしまった教訓が、見事なまでに生きましたね。

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